目次
飲食業をされている事業者様の例
Step.1:問題の把握
今回は過去に支援させていただいた際のアクセス解析の事例をご紹介します。その際は、ご依頼に基づき、まずは現状把握を目的に弊社で以下のような情報の可視化を行ないました。
- HPへのアクセス状況
- HPへアクセスされた後、予約に至る割合
- HPへアクセスする際の検索キーワード
- HPへ訪れる人の属性(年齢、性別、利用デバイスなど)
- HPのどのコンテンツを特に見ているのか
- 複数行なっていた広告に関して、それぞれの費用対効果
Step.2:現状を踏まえた課題と打ち手
また、上記の情報を可視化したことで、以下の事実が明らかになりました。
- 複数出していた広告の一つは全く流入につながっていなかった
- アクセスはスマホからが8割
- 店内や料理の写真をクリックした形跡
- その後、インスタのリンクへ飛んだ形跡
- 個室があるため「接待」用途を狙っていたが、実際は「ペット可」で検索されていた
可視化したことで、一つの広告出稿が機能しておらず費用対効果を得られていないことがわかりました。また、スマホから大部分のアクセスがあるものの、スマホでは写真が小さくて見づらく(クリックして拡大しようとした形跡あり)、代わりにインスタへ飛んでいることもわかりました(ただし、インスタの運用もされておらずに離脱し、予約にはつながっていませんでした)。つまり、広告出稿してHPへ集客していたものの、結果的に穴の空いたバケツに水を注いでいるような状態でした。
まとめ
一度HPを作ると、それ以降、メンテナンスしたりHPの状況をチェックするのが億劫だという方も多いかと思います。ただ、この事例のように穴あきバケツになっていないか一度チェックすることも重要かもしれません。弊社でも、アクセス解析を軸に包括的なデジタルマーケティングの支援を行なっておりますので、興味をお持ちの企業様はぜひ一度ご相談ください。
